大学時代のアルバイト英語の家庭教師

大学時代、土日のみアルバイトをしていましたが、平日の夜に短時間だけできるバイトがないか探していました。

とはいえ平日は毎日授業があるので、あまり遅くならない仕事はないかと求人誌で探していると、家庭教師の募集を見つけました。

これなら自分の得意分野だけで大丈夫だし中高生相手に夜遅くなることもないだろうと、複数の家庭教師の派遣会社を比較しました。

 

自分の都合優先で働ける

大手から少数精鋭の会社まで、家庭教師の派遣会社は沢山ありますが、私が選んだ会社は「家庭教師のオレンジ」というあまり有名ではない会社です。

この会社を選んだ理由の1つに時給の良さもありましたが、他の会社よりも融通が利いたことが一番の決め手です。

家庭教師に応募する際に、訪問できるエリアや担当教科、週何時間働けるかなど、どこの会社でも希望を沢山聞かれましたが、私は家庭教師未経験ということと大学の授業をおろそかにしたくないということもあり、まずは学校の付近だけで週2コマ、自分が得意な英語のみを担当したいと希望しました。

しかし、ほとんどのところがもっと出勤できないか、もっと教科を増やせないか、遠方への訪問もできないかなど打診され、ややプレッシャーだったのでそれらの会社では登録しませんでした。

オレンジは徐々に増やしていってくれればいいですという感じで私の希望を尊重してくれたので登録してみることにしました。

 

初めての授業

大学時代のアルバイト英語の家庭教師私が初めての生徒を持つ前に、事前に簡単な研修を受けさせられました。

そしてタイミングよく私の対応可能エリアで申し込みがあり、家庭訪問を始めることになりました。

生徒は中学3年生の女の子で、時期は11月でした。

すでに受験まで3か月ほどしかない状態でしたが、彼女の学力は中学1年生レベル以下でした。

親御さんはどんなにレベルが低くてもとりあえず公立高校に入学させたい、と希望をおっしゃっていましたが、正直それも危ういくらいでした。

授業では会社から購入していただいたテキストを使用することになっていました。

私も必死で彼女に教えましたが、物覚えも悪く宿題を出しても解答を丸写しするなど全く成長が見込めなかったので、毎回自作のテキストを用意するようにしていました。

その甲斐もあって12月の学期末試験では成績もあがりましたし、本人もやる気にはなっていたのですが、私の担当教科以外の科目の成績が一向に上がらず、結局高校進学をあきらめ専門学校に行ことにしたとのことで、その生徒への家庭訪問は解約となりました。

高校進学断念は彼女とご両親で決めたことですし、生徒から「先生のおかげで英語が好きになった」と言ってもらいましたが、何となくがっかりしてしまった経験となりました。

「自分の時間を犠牲にできるか」

その後、1年家庭教師を続け2名の生徒を持ちました。両方とも中学生の女の子でした。

初めての生徒ほど切羽詰まってるようなことはなく、受験生でもなかったのでそれぞれのペースに合わせて授業を行うことができました。

しかし、会社が出しているテキストはほとんど役に立つことはありませんでした。

理由は試験対策となると生徒が使っている学校の教科書で勉強する必要があったり、それぞれ弱点が違ったので自作のテキストの方が生徒の理解を得られやすかったためです。

また、単語暗記やリスニング対策のために比較的簡単な単語が使われている洋楽を授業で利用することもありました。

そしてテスト前などは自分の担当予定だった英語だけでなく社会や国語を見てあげることもありました。

自作のテキストを用意したり他教科の事前学習のため、授業外での事前準備に結構な時間を費やしていました。

人に教えることで自分の理解も深まり生徒の成績が上がった時などは本当に嬉しく感じましたが、自分の時間を犠牲にすることが多いので就職活動が迫ってきたころからこのバイトはやめました。

はじめは自分の都合を優先したいと考えていましたが、私は自分が思っていたより生徒の授業のために自分の時間を削ることが嫌ではありませんでした。

なので、人に尽くすタイプの人には家庭教師のアルバイトは向いていると思いますが、そうでない方には負担のかかるお仕事だと思います。